大企業における社内調整の役割は?なにに注意して取り組むといい?

スポンサーリンク

大企業における意思決定は、社内調整担当者による、事前の社内調整なしには成しえません。社内調整担当者として社内調整の現場にいることは、中枢での意思決定を間近で見られるとてもエキサイティングで良い経験です。社内調整担当者が注意するべき点はなんでしょうか?

大企業での意思決定は事前の社内調整が必須

大企業は組織が大きいため意思決定に関与する人が多く、業務遂行が非効率になりがちです。

 

意思決定を円滑に進めるために意思決定者の利害を事前に調整しておくことを社内調整と呼びます。

 

意思決定者全員が賛成できる提案でないと承認されません。

提案前に意思決定者全員が賛成できるように提案内容を周知し、

意思決定者からの意見を聞いて提案に修正を加えます。

修正を加えるとまた他の意思決定者に問題がないか確認をする必要があるのです。

 

しかし実際には意思決定者は忙しいため、何度も時間を取ることができません。

 

実際の社内調整では、意思決定者の腹心同士が社内調整担当者として事前に内容をすり合わせておくのです。

そのため腹心は常に自分の担当している意思決定者の考えを把握している必要があります。

 

社内調整をうまくやるには、腹心同士のネットワークを充実させることが重要です。

腹心同士のネットワークを駆使して事前の社内調整をうまくやるのが、

大企業における社内調整担当者の役割なのです。

 

社内調整力があれば出世できる

腹心同士のネットワークを活用し、社内調整をうまくやることで、

素早く提案者の提案を通すことができます。

 

提案が通った提案者は、予算がついたり、権限を与えられたりして、社内における立場が強くなります。

提案者は提案を通すことが仕事です。

提案者にとって社内調整をしてくれる部下はなくてはならないものなのです。

 

上司である提案者は、社内調整で貢献した部下を評価し引き上げます。

社内調整で成功すると、短期間で出世することができるのです。

 

社内調整力だけに頼るのは危うい

社内調整力があって上司である提案者に恵まれると、

早く出世し、社内でも目立つ立場になることができます。

 

しかし、この出世は危ういのです。

上司である提案者が失脚すると、他の誰も身を守ってくれなくなるのです。

上司が失脚する前に、次に社内調整で貢献することができる別の提案者を探す必要があるのですが、

提案者は上層部の幹部で顧客がとても少ないのです。

 

また、会社の上層部は毎年少しずつ入れ替わります。

新しく上層部になった人は、別の社内調整できる人の力を借りて、上層部入りしているかもしれません。

一度顧客を失うと、新しい顧客を見つけるのが難しいのです。

 

顧客がとても少なく、短命である可能性が高いことが、社内調整担当者の仕事の問題点です。

 

社内調整力だけで生きていくのはどんどんつらくなる

社内調整力を必要とする顧客が少ないことに加えて、

社内調整は大きな組織の非効率から生まれた仕事なので、

AIやクラウドなどの技術が業務を効率化し、将来的に仕事が減る可能性が高いです。

 

会社の内側の数少ない顧客に対して社内調整能力を高めることだけに集中していると、

会社の外にいる、世の中のお客様のことがわからなくなります。

ある日世の中に目を向けたときに、全く分からないということになりかねないのです。

 

今社内調整の任務に就かれている方も、

社内調整の業務は一時的な勉強期間であると認識し、

世の中の多くのお客様に対して価値を提供できるよう意識されることが大切であると考えます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

関連記事:大企業で17年間勤めた私が会社を辞めた理由!

 

画像引用:Pixabay

仕事をうまく進める
スポンサーリンク
関連記事
ハナキチをフォローする
おじさんよ大志を抱け!!

コメント