スクランブル化ができない理由?NHKと民放の二元体制とは?

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NHKから国民を守る党が参議院選挙で議席を獲得した2019年7月の参議院選挙の後、石田総務大臣は「民間放送との二元体制を崩しかねない」と述べ、スクランブル化に否定的な考えを示しました。

NHKと民間放送との二元体制とは何なのでしょうか?

調べてみましたので、見て行きましょう。

NHKと民放の二元体制とは?

引用:https://pbs.twimg.com

 

NHKと民放の二元体制とは、1950年4月に成立した電波三法によって、民放の開設が始まり、公共放送(NHK)と商業放送(民法)の2種類の放送が行われていることを言います。

二元体制のメリットについて、国立国会図書館が2006年3月に発行したISSUE BRIEF「公共放送の在り方」―NHK改革をめぐる議論―では、次のように記述されています。

放送の二元体制においては、NHK、民放が、「おのおのその長所を発揮するとともに互いに他を啓蒙し、おのおのその欠点を補い、放送により国民が十分福祉を享受できる」ことが期待されている。

民放はCMから収入を得ますので、視聴率を高くすることが必要です。そのためには、より多くの人が見たいと思うような番組に特化して製作することになります。

一方でNHKはテレビを持っている世帯から収入を得ます。そのため、視聴率を気にすることなく、報道番組などの視聴率がそれほど取れない番組を充実させることができるのです。

 

今でも民放はNHKとの二元体制に肯定的

総務省で開催された、NHKのインターネット常時配信開始についての議論で、日本民間放送連盟はNHKと民放の二元体制について次のように述べています。

NHKと民放による「放送の二元体制」は、日本において、電波による放送の全国へ
のあまねく普及と、報道と娯楽を両輪とする多彩な番組の放送を実現してきた、日本
放送の発展を推進してきたエンジンだと言える。今も、お互いに切磋琢磨する関係
は有効に機能していると考えている。

 

スクランブル化すると二元体制が崩れる理由?

石田総務大臣は「NHKの放送をスクランブル化するということは技術的な話ではなく、NHKの基本的な性格を根本的に変えてNHKと民間放送という現在の二元体制を崩しかねないものだ。二元体制は、国会で全会一致でNHK予算が承認されるなど日本に定着してきたもので、この点を順守する必要がある」と述べ、スクランブル化に否定的な考えを示しました。

スクランブル化は、WOWOWやスカパーのように、視聴料を支払って契約しないと番組が映らないしくみのことです。

石田総務大臣は、NHKをスクランブル化すると二元体制が崩れると言っています。

二元体制とは、国民から収入を得るNHKと、CMから収入を得る民放の2種類の放送があることをいいます。

NHKをスクランブル化すると、NHKに加入する人が大きく減ってしまい、視聴料収入が減ってしまうのでNHKの現在の放送体制を維持できないということですね。

すると、民放だけになってしまい、二元体制が崩れるということですね。

 

ネットの声

かなり多くの人が、NHKのスクランブル化に賛成の様子。NHKから国民を守る党が現れて1議席を獲得したり、NHKの強制加入を考え直してほしいという思いは、かなり大きな流れとなっているようです。

まとめ

災害速報などの公共的な情報を日本中の国民に届けることができるのがNHKだけなのであれば、皆で費用を負担してNHKを維持することが必要なのかもしれません。

しかし、民放も進化して全国でかなり同じ放送を観られるようになりました。毎年何万円ものNHK視聴料を支払うのが嫌だと思う人もいるでしょう。

NHKの職員の平均年収は1120万円と言われています。強制的に取られる視聴料でこの高い年収が支払われていると思うと、視聴料を払いたくなくなる気持ちにもなるかもしれませんね。

 

 

 

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