ラグビーワールドカップで決勝トーナメントに進出し、ベスト8入りした日本代表。
個性的な選手ばかりが集まっていた日本代表チームですが、中島イシレリ選手もめちゃくちゃ個性的な選手の1人ですね。
おじいちゃんに見えるとか、ダウンタウンの松本人志さんに似ているとか、風貌が個性的な点に加えて、なぜ苗字が「中島」なのか、気になる人も多いはず。
なぜ中島イシレリ選手の苗字は中島なのか、見て行きたいと思います。
ラグビー中島イシレリのは苗字はなぜ「中島」?
ラグビーワールドカップで中島イシレリ選手が好きになりました
— mori (@myuto_photo) 2019年10月22日
私は中島イシレリ選手のチャーミングさが好きだな
— あーちゃん’19 (@haru_maks) 2019年10月22日
海外出身の選手達も本当に頼もしかった。中島イシレリ選手がぴょこぴょこ飛び跳ねて喜んでるのとか映って嬉しくなったりもしたなあ。奥様のインタビュー記事も素敵だった。日本代表、皆ひとつだった。好良いなあ。
— ぶるすぴ (@Blue_Spinel) 2019年10月22日
(´-`).。oO中島イシレリ選手ってワンピースの世界観の顔なんだよな pic.twitter.com/SIervYsVkh
— ZENPOH⚡ものかみ (@aoamadanan04) 2019年10月22日
中島イシレリ選手プロフィール
旧名:イシレリ・ヴァカウタ(Isileli Vakauta)
生年月日:1989年7月9日
星座:かに座
出身:トンガ王国・ヴァイオラ
身長:186cm
体重:120kg
足のサイズ:32cm
学校:リアホナ高校、流通経済大学
ポジション:プロップ
所属:神戸製鋼コベルコスティーラーズ
愛称:ちゃあちゃん、イシさん
金髪、金髭がトレードマークの中島イシレリ選手。
出身はトンガ王国なんですね。
トンガの高校を卒業し、日本の流通経済大学に入学しています。
どんな人生を送られてきたのか、見てきましょう!
出身のトンガ王国はラグビー国家
中島イシレリ選手の出身地のトンガ王国は、オーストラリアの東、ハワイの南に位置するポリネシア諸島の一部です。
人口がわずか10万人なのに、ラグビー競技人口は6万人と、実に6割の人がラグビーを楽しんでいるという、ラグビー国家なのです。
ワールドカップラグビーで活躍していたトンガ代表チームは、1923年に設立されたトンガラグビー協会によるナショナルチームです。
イカレ・タヒ(ウミワシ)の相性で知られるラグビー・トンガ代表チームは毎回ワールドカップに出場する強豪チームです。
中島イシレリ選手の祖父がトンガ代表チームの主将だったということもあってか、中島イシレリ選手もU-15トンガ代表に選ばれています。
中島イシレリ選手が、ラグビーを始めたのはごく自然な事だったのでしょうね。
2008年、内山監督に見いだされ流通経済大学に入学
15歳からラグビーを始めた中島イシレリ選手は、高校生の時に流通経済大学ラグビー部の内山監督に出会い、日本へやってきました。
中島イシレリ選手がトンガを発つときは、家族全員が号泣して別れを惜しんだそう。
体が大きく、見た目もイカツイ中島イシレリ選手ですが、とても家族に対する思いが深いんだとか。
日本に来てから最初のうちは何度もホームシックになりました。
そんなときには、内山監督は中島イシレリ選手の大好物のケンタッキー・フライド・チキンを食べに連れて行ってあげたんだそう。
「元気がないと連れて行って、チキンを見たらニコニコして、食べたらホームシックが吹き飛ぶ(笑)。何度行ったかわかりません」
引用:フライデー
大好物のケンタッキー・フライド・チキンを見ると嬉しくなって、食べたら元気になったという中島イシレリ選手。めちゃくちゃ素直な性格ですよね。
つらいときでも、嬉しいことは喜ぶ。
この素直な性格が、日本代表チームのムードメーカーとしてチームを勝利に導いたのでしょうか。
2014年4月、妻の「中島」理恵さんと結婚
中島イシレリ選手は2014年4月に妻である中島理恵さんと結婚しています。
出会いは千葉県柏市の居酒屋だったそう。
中島イシレリ選手の「中島」姓はここから来ているのですね。
妻の理恵さんは、中島イシレリ選手のことを最初は「毛むくじゃらな男性」と思っていたんだそう。
当時中島イシレリ選手は流通経済大学を卒業してNECグリーンロケッツに所属していました。
NECグリーンロケッツの練習拠点は千葉県我孫子市ですから、お隣の千葉県柏市の居酒屋で妻の理恵さんと出会ったというのは合コンか何かだったのでしょうか?
結婚した時の中島イシレリ選手の名前は、中島・ヴァカウタ・イシレリでした。
2015年8月、日本に帰化して「中島イシレリ」に
2015年に神戸製鋼コベルコスティーラーズに移籍します。
その年の8月には日本に帰化をしました。
外国人選手が、ワールドカップラグビーの日本代表選手に選ばれるためには次の条件が必要です。
- 出生地が日本
- 両親・祖父母のうち1人が日本出身であること
- 日本で3年以上、継続して居住。または通算10年にわたり居住
中島イシレリ選手の場合、日本代表選手に選ばれるために必要な条件を満たしています。
日本に帰化しなくてもワールドカップラグビー日本代表選手に選ばれる権利はあるのですが、それでもされたのは、日本のことが好きだからなのでしょうか。
家族に対する思いの深い中島イシレリ選手。
それでも、自分を見つけてくれた流通経済大学の内山監督や、ラグビーのチームメイト、結婚した妻の中島理恵さんらとの交流を通して日本に帰化しようという思いが高まったのかもしれません。
帰化する前は中島・ヴァカウタ・イシレリでしたが、気化するときに中島イシレリに改名したそうです。
日本に帰化してもトンガを思う気持ちは強い中島イシレリ選手。
W杯に出ることでトンガに住む人に、トンガ人はどこの国にいっても通用するんだということを証明したいんだ
というコメントからも、中島イシレリ選手のトンガを思う気持ちが伝わってきますね。
子供の名前はロニー君
引用:ヤフーニュース
中島イシレリ選手のお子さんは2歳になるロニー君という男の子がいるそうです。
ロニー君の下にもう一人お子さんがいます。
お子さんがいることは中島イシレリ選手のメンタルにとても良い影響を与えているそうです。
熱くなってカっとなると、ラフプレーを犯してしまっていた中島イシレリ選手。
現在の落ち着いた印象からは想像もできませんが、精神的にもろい面があったそうです。
神戸製鋼のウェイン・スミス総監督から「熱くなった時は家族の顔を思い出せ」とアドバイスされたことがきっかけとなって、精神的に落ち着くようになったんだとか。
プレーの安定感が増していったんだそうです。
やっぱり、中島イシレリ選手は愛する家族のことをとても大切に思っているんですね。
yeaboii(イヤボイ)ってなに?
子供が2人いる中島イシレリ選手。
インスタグラムに数多くの投稿をされていますが、その中にyeaboii講座というのがあります。
yeaboiiは「イヤボイ」と読むようですが、正しい発音はぜひ上記の中島イシレリ選手のインスタグラムから勉強してみてください笑。
このyeaboiiは挨拶や返事など様々な用途に使うようです。
ラグビー日本代表チームは、写真撮影の合図として「3,2,1、イヤボイ!」を採用しているんだとか。
ノリが大切だということで、これから流行りそうですね。



まとめ:中島イシレリ選手が中島姓なのは帰化した時に奥さんの姓にしたから
個性派ぞろいのラグビー日本代表チームの中にいてとても個性的な中島イシレリ選手。
出身はトンガですが苗字が中島なのは奥さんの姓であることと、日本に帰化したことが理由だったのでした。
ラグビーがうまいだけではなく、ルックスもかっこよくてノリもかっこいい中島イシレリ選手。
これからの活躍に目が離せませんね!
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