今治タオル下請け会社が超絶ブラック!外国人奴隷搾取の責任は?

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NHK「ノーナレ」で劣悪な住環境の中、休みもほとんどなく、低賃金で長時間の労働を強いられるベトナム人技能実習生が特集されました。

番組内の映像からタオル工場が特定されましたが、「当社は関連会社を含め、技能実習生の雇用をしておりません」との声明を出して疑惑を否定しています。

そうすると、

じゃあ、あのベトナム人労働者は何なの?今治タオルの会社で働いていたのは嘘?

今治タオルブランドに問題や責任はないの?

という疑問がわいてきます。いったいどうなっているのでしょうか?

外国人技能実習生は今治にあるタオル会社に勤めていた


いくつかの今治タオルの製造会社は外国人の労働者を雇っています。

外国人労働者は技能実習生と呼ばれています。

NHK「ノーナレ」で取り上げられた会社も外国人技能実習生を雇っており、大変過酷な環境で仕事をさせていました。


 

NHK「ノーナレ」で取り上げられた会社は森清タオル・オルネットではない

NHK「ノーナレ」で取り上げられたタオル会社は「愛媛県今治市郷本町3丁目1−54」にあると特定されています。

しかし、この住所にある森清タオル株式会社は、NHKが取材したタオル会社とは違うと正式に説明しています。

NHK「ノーナレ」で取り上げられた会社は株式会社オルバス?

NHKの取材を受けたベトナム人技能実習生が働いていた会社は「株式会社オルバス」ではないかと言われています。森清タオルとは別の会社なのですね。

森清タオル・オルネットは株式会社オルバス(?)に工場を貸していた?


NHK「ノーナレ」の番組内で森清タオル株式会社は、取材を受けたベトナム人技能実習生が勤めていた株式会社オルバスと思われる会社に使っていない工場を貸していました。

だから、NHK「ノーナレ」に森清タオル株式会社が映っていたのですね。

ベトナム人技能実習生が森清タオル株式会社の敷地内にある別のタオル会社で働いていたことは間違いのない事実のようです。

下請け会社での搾取に対する責任は?

下請け会社を使って利益を搾取していた可能性

今治タオル工業組合は6月26日付でホームページ上に次の報告を発表します。

  1. ベトナム人実習生が働いていた会社は今治タオル工業組合に加入していないこと
  2. 今治タオル工業組合に加入している会社がベトナム人実習生が働いていた会社に対し下請けを依頼していたこと

ベトナム人実習生が働いていた会社は、賃金が安かったと報道されていたので、安くタオルを作ることができたはずです。

下請けの発注主である今治タオル工業組合に加入している会社は「今治タオル」のロゴをつけることができます。

今治タオルのロゴがついているタオルは高く取引されます。

安く納品されたタオルに今治タオルのロゴをつけて高く売ることできた可能性があるのです。

発注主の会社はタオルを安く仕入れて高く売ることができ、その分だけ儲かるということですね。

下請けの会社が低賃金、長時間の過酷な労働をすることで、発注主である今治タオル工業組合に加入している会社が利益を搾取していた可能性が考えられるのです。

NHK「ノーナレ」報道についてのご報告

6月24日(月)NHK「ノーナレ」報道(本報道)について、当組合に対しても様々なご意見を頂戴しております。また、今治タオルをご愛顧頂いている皆様、お取引先各社様、並びに関係各所の皆様方には多大なるご心配をお掛けしております。つきましては、当組合が現時点で把握しております事実関係についてご報告をさせていただきます。

今治タオル工業組合は、タオルを製織する会社104社(2019年5月)が所属する組織で、タオルの生産に関する情報の収集及び提供並びに調査研究等、今治タオルの振興を図る事業を実施しております。

まず、本報道にありましたベトナム人技能実習生の皆さまが受けた耐え難い苦痛に対しまして、当組合では社会的責任及び道義的責任を非常に重く受け止め、事実確認を進めております。

また、仕事中に脳出血で倒れ意識不明の状態が続いている実習生につきましては、外国人技能実習機構(同機構)が早急に事実を確認しているとのことですが、一日も早い回復を願っております。

当組合では、現在、本報道に係る事実関係についての情報収集をしているところでありますが、現時点で当組合が把握している事実は次のとおりです。

(1)ベトナム人技能実習生の受入企業(当該企業)は、当組合に所属する企業(組合員)ではありません。

本報道で「28人のベトナム人が働く下請工場」「仕事はタオルの縫製」と報道されている当該企業は、当組合の組合員でないことを確認しております。

また、本報道で「明日組合で話し合うと言っている」とある組合は、外国人技能実習生の監理団体(受入を行う協同組合)であるとされ、当組合とは別の組織です。当該企業と当組合との直接の接点はありません。

(2)当該企業は当組合員等の縫製の下請企業であることから、
当組合も社会的責任及び道義的責任を重く受け止めています。

当該企業は当組合に所属する企業(組合員)ではありませんが、組合員等の縫製の下請企業であることから、今治タオルの振興を図る取り組みをしています当組合としましても、社会的責任及び道義的責任があると考えており、この問題を非常に重く受け止めております。

(3)今後の対応は、技能実習生の労働環境の改善を最優先に考えて支援などに取組みます。

現在のところ、当組合でも情報収集に努めるとともに、本報道にもありましたように同機構が「労働基準法や技能実習法などに反した疑いで会社の調査は続いている」とのことであり、同機構の調査結果となんらかの措置を参考にして、実習生の身分や地位等の利益を最優先して労働環境の改善などの対応を真摯に検討してまいります。

(4)法令遵守等の周知徹底の強化のための全員協議会およびコンプライアンス研修会を開催いたします。

当組合では、経済産業省等から指導を受けています「繊維産業における外国人技能実習の適正な実施等のための取組」と「繊維産業の適正取引の推進と生産性・付加価値向上に向けた自主行動計画」を基に、これまで以上に組合員はもとより下請企業の法令及びコンプライアンス遵守について周知徹底を強化します。

そのため、7月8日(月)午後1時30分から組合員104社を招集して、全員協議とコンプライアンス研修「組織で考える不祥事防止策」を開催いたします。また、一過性のことと捉えず、今後より一層業界として是正のための取組みを継続してまいります。

また、調査と並行し、組合員104社に対し、各社内のみならず、各社の業務委託先に関しても、労働者の健全な待遇や環境形成のサポートを行なえる制度構築、内規設計等を検討してまいります。

出典:今治タオル工業組合

発注主の下請け搾取に対する責任は?

ベトナム人実習生が働いていた会社に発注した会社は特定されていません。104社ある今治タオル工業組合に加入しているいずれかの会社であると発表されています。

発注主が利益を得るために、下請け会社で働くベトナム人実習生が過酷な労働を強いられていたのだとすると、下請け会社の経営者、管理者の責任に加えて、発注者側の責任も考えられます。

ベトナム人実習生が働いていた会社は今治タオル工業組合に所属していません。しかし、今治タオル工業組合は、所属企業の下請け企業の法令、コンプライアンス順守について周知徹底を強化するとしています。

まとめ

製造業で利益を出すには安い労働力が必要です。今治タオルのブランドを利用してより多くの利益を出すために、下請けに過酷な労働を押し付けていた構図が見えてきました。

気持ちよく「今治タオル」を使うためにも、弱者にしわ寄せがいくようなビジネスが行われることがないように、今治タオル工業組合は率先して取り締まっていただきたいと思います。

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