飯塚幸三は運転免許の取り消しだけで無罪放免?逮捕されないの?

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5月18日に池袋で発生した、2人が亡くなり10人が重軽傷を負った事故で、車を運転していた飯塚幸三容疑者の運転免許が取り消される処分が科されることが5月31日に判明しました。

飯塚幸三容疑者に与えられる処分は運転免許の取り消しだけで、あとは無罪放免となるのでしょうか?

運転免許が取り消しになる理由と、その他の処分について確認していきましょう。

飯塚幸三の運転免許取り消しは行政処分

現在のところ、飯塚幸三容疑者が運転免許を取り消された正式な理由は発表されていません。

運転免許の取り消しは道路交通法に基づいて公安委員会が実施します。

道路交通法では次の場合などに運転免許を取り消すことがあります。

1.過労運転と判断された場合
2.運転に支障を及ぼす恐れがある病気であると判断された場合

酒に酔って運転するなど、他にも運転免許が取り消されることがありますが、飯塚幸三容疑者の場合はこれらのどちらかに該当した可能性が高いと考えられます。

ひとつずつ見ていきましょう。

1.過労運転と判断された可能性

交通違反をすると違反点数が付きます。違反の危険度によって点数は変わります。6点以上の違反点数が付く交通違反をすると「赤キップ」と呼ばれる告知書を警察官から渡されます。

6点以上の違反点数が付く交通違反をすると、免許が停止となりしばらくの間運転することができなくなります。また、違反点数が合計で15点を超えると免許を取り消されます。

赤切符をもらう交通違反の中には、一度に15点以上の違反点数が付く交通違反があり、一発で免許が取り消されます。

一発で免許が取り消される交通違反の一つに、過労運転があります。

過労運転とは

道路交通法に次のような一文があります。

疲労、病気、薬物の影響などにより正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない – 道路交通法第66条第1項

過労運転と聞くと、疲れていて正常な運転ができないことをイメージする人も多いかもしれません。しかし、道路交通法は、疲労、病気の他にも、なんらかの正常な運転ができないおそれがある人は運転をしてはいけないとしています。

運転免許が取り消しとなった飯塚幸三容疑者はなんらかの正常な運転ができないおそれがある状態だったと判断された可能性があります。

年を取って運動能力、判断能力が低下した判断されたのかもしれませんね。

過労運転をすると、25点の違反点数が科せられ、2年間は運転免許を取得することができません。また、後述する刑事処分も科せられます。

赤キップの主な違反点数

交通違反名 刑事処分 行政処分
点数 免許 欠格
(前歴なし) (前歴なし)
1 酒酔い運転 5年以下の懲役刑または100万円以下の罰金 35 取消  3年
2 麻薬等運転
3 酒気帯び運転 0.25mg/L以上 3年以下の懲役刑または100万円以下の罰金 25 2年
0.25mg/L未満 3年以下の懲役刑または50万円以下の罰金 13 免停90日
4 共同危険行為等禁止違反 2年以下の懲役刑または50万円以下の罰金 25 取消 2年
5 過労運転  1年以下の懲役刑または30万円以下の罰金
6 無免許運転 19 1年
7 仮免許運転違反 6ヶ月以下の懲役刑または10万円以下の罰金 12 免停90日
8 大型自動車等無資格運転
9 速度超過 50km/h以上 6ヶ月以下の懲役刑
(過失の場合は3ヶ月以下の禁錮)
または10万円以下の罰金
一般道路30km/h以上 6 免停30日
高速道路40km/h以上
10 無車検運行 6ヶ月以下の懲役刑または30万円以下の罰金 免停60日
11 無保険運行 1年以下の懲役刑または50万円以下の罰金

 

2.運転に支障を及ぼす恐れがある病気と判断された可能性

次の病気になった場合、交通違反をしていなくても免許取り消しになる場合があります。

統合失調症、そううつ病、てんかん、再発性の失神、無自覚性の低血糖、重度の眠気の症状を呈する睡眠障害、認知症、脳卒中など、運転に支障を及ぼすおそれがある病気

飯塚幸三容疑者の免許取り消しは、何らかの運転に支障を及ぼすおそれがある病気だと判断された可能性があります。その場合は後述する刑事処分が科せられます。

まだ刑事処分は決まっていない

人身事故を起こすと、行政処分・刑事処分・民事処分の3つの処分が科されます。

免許の取り消しは行政処分と呼ばれ、警察を管理している公安委員会が道路交通法に基づいて行います。刑事処分と民事処分は別の処分になります。

飯塚幸三容疑者はこれから、刑事処分と民事処分を科される可能性があります。
まだ現時点で無罪放免とはなりません。

刑事処分とは、交通事故の加害者が負う3つの処分の内の1つで、罰金や懲役または禁錮のことを言います。

もし正常な運転ができないおそれがある状態だったと判断され、過労運転と判断されれば1年以下の懲役刑または30万円以下の罰金科せられることになります。

もし、正常な運転に支障を及ぼすおそれがある状態で運転をしたことが認められると、自動車運転過失致死傷罪7年以下の懲役または100万円以下の罰金)または、危険運転致死傷罪(1年以上20年以下の懲役)を科せられることになります

民事処分は被害者に対する慰謝料や保証などの支払いのことを言います。飯塚幸三容疑者は保険会社とともに保証をしていくとしています。

逮捕はされないのか?

これから飯塚幸三容疑者が逮捕される可能性はあります

しかし、警察に逮捕されなくても、裁判をして最終的に有罪となることもありえます。

裁判をするかしないかを決めるのは検察です。

日本では検察が飯塚幸三容疑者を起訴して裁判をすると、99.9%の確率で有罪になると言われています。

もし、検察が何らかの理由で飯塚幸三容疑者を起訴しない場合は、裁判はされずに前科が付かないことになります。

逮捕されるかどうかも気になる点ですが、検察が起訴して裁判をするか、不起訴処分で裁判をしないのかも気になるところですね。

まとめ:検察が起訴し裁判にかけるかどうかがポイント

交通人身事故を起こすと、1.行政処分、2.刑事処分、3.民事処分の三つの処分が科されます。飯塚幸三容疑者の免許の取り消しは行政処分でした。これから刑事処分、民事処分が決められます。

飯塚幸三容疑者は事故後逮捕されていませんが、今後の捜査で逮捕される可能性はあります。

裁判にかけるかどうかを決めるのは検察です。今後検察が飯塚幸三容疑者を起訴し、裁判にかけて有罪判決を取りに行くのか、見ていきたいと思います。

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