川崎登戸事件の犯行動機は怒り?池田小事件の宅間守との共通点?

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2019年5月28日に神奈川県川崎市登戸で私立カリタス小学校に通う生徒が乗るスクールバスを狙った悲惨な殺傷事件がありました。

被害にあったのは小学生女児13人と大人3人で、小学4年生の女子児童の死亡が確認されています。また、30代男性1人と40代女性1人、小学生女児2人の計4人が重傷を負っています。

刺したのは川崎市麻生区在住の51歳の男性で、自ら首を刺しており、身柄が確保されたあとに亡くなっています。

このような事件を起こした動機は何なのでしょうか?

附属池田小事件の宅間守との共通点を探ってみます。

川崎登戸事件の犯人は誰?犯行動機は?

犯人は51歳の男性で、現在のところ名前は公開されていません。

事件後犯人は自分で首を刺しており、死亡しています。

報道によると犯人の男は、

私立カリタス小学校に通う生徒が乗るスクールバスを狙った
「ぶっ殺してやる」と叫び声をあげてから犯行に及んだ

とされています。

私立カリタス小学校とは

私立カリタス小学校は登戸駅徒歩20分にあるカトリックの理念に基づく私立小学校です。小学校から英語・フランス語は必修で語学教育に力を入れています。

卒業後はカリタス中学校や、慶応義塾などの他の進学校、インターナショナルスクールに進学することが多いようです。

また、授業料は年間約70万円に加えて、その他寄付金(15万円以上)が必要で、

裕福な家庭で成績の良い子供が集まるエリート学校であると言えますね。

私立カリタス小学校に恨みがあった?

犯人は私立カリタス小学校に直接関係のある人物ではなさそうです。もし関係があればスクールバスに乗っていた児童や大人が気づき、報道されると思われるからです。

しかし、包丁を2本用意して、私立カリタス小学校のスクールバスが来るのを待つ人たちに近寄り、殺害するという計画性を考えると、なんらか私立カリタス小学校に対して恨みや怒りがあった可能性は考えられますね。

仮に恨みや怒りがあったとしても、そこに通う小学生には関係のない話です。ただの無差別殺人と言えるでしょう。

この犯人は、関係のない他者に対して自分の恨みや怒りを発散していることに気づいていない可能性があります。

自分の怒りや恨みが相手に関係がないことに気づかないので、犯人は自分の持っているどんな怒りや恨みを、誰にでもぶつけてしまう可能性が考えられるのです。
犯人の動機は私立カリタス小学校に対する恨みや怒りではなく、もっと一般的な、世間一般に対する恨みや怒りであった可能性も考えられます。

犯人は51歳とのことで、もしかすると、会社でリストラや理不尽な処遇に悩んでいたのかもしれません。または、職を得ることができずに困っていたのかもしれません。

どんな理由があったにせよ、自分が感じる恨みや怒りを自分勝手に解釈し、矛先として全く関係のない小学生や学校に向けるというのは言語道断で卑怯で理不尽な行為です。

さらに追い打ちをかけるように卑怯なのは犯行後自殺に及んだことです。自分のした行動に対する責任の意識全く持っていません

もはや、通常の人間の行動とは思えない今回の事件ですが、過去にあった附属池田小事件との共通点が見えてきます。

附属池田小事件の宅間守との共通点?

附属池田小事件は2001年6月8日に大阪府池田市の大阪教育大学附属池田小学校で発生した小学生に対する無差別殺傷事件です。児童8名が殺害され、児童13名、教諭2名が傷害を負いました。

犯人は宅間守で、既に死刑執行されています。

襲撃された附属池田小は大阪府池田市にある国立小学校で、進学先の附属池田高校の偏差値は大阪府内で3本の指に入るほど高く、進学先も東京大学、京都大学など有名な大学が多いエリート学校です。

エリート学校を狙った無差別殺人という点で登戸事件との共通点が見られます。

犯人の宅間守の犯行動機は

宅間守の犯行動機は供述調書で次のように述べられています。

私の苦しい思いを、できるだけ多くの人にわからせてやろう

また、片田珠美さんは著書『無差別殺人の精神分析』の中で次のように述べています。

宅間は幼いころから「高学歴・高収入のエリート」に対する屈折した羨望、嫉妬を抱いていた。

附属池田小に通う児童の多くは社会的に高い立場に立ち、高い収入を得るかもしれません。

宅間守は、「高学歴・高収入のエリート」を殺害するために、まだ子供で将来「高学歴・高収入のエリート」になるであろう人を狙いました

また、子供を無差別に殺害するという残忍な行為を見せつけることで、社会の多くの人に対して宅間守の「苦しい思い」をわからせようとしたのかもしれません。

でも、被害にあった子供たちは、宅間守の恨みや怒りと全く関係のない子供たちなのです。

登戸事件の犯人も、自分の怒りや恨みと、襲撃した子供たちや一緒にいた大人たちとは全く関係がありません。

 

附属池田小事件の宅間守と同じように、自分の恨みや怒りと全く関係のない子供に対する無差別殺人によって自分の苦しい思いを多くの人にわからせようとしたのかもしれません。

まとめ

悲惨な結果となってしまった登戸事件ですが、犯人が自殺しているため犯行動機などの調査は難しくなりますね。

秘めた恨みや怒りを子供たちに向けて発散する犯罪は、全く許すことができません。

言語道断で卑怯で理不尽な行為が連鎖することがないように、心から強く願います。

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