岐阜の豚コレラの原因は?感染源は?殺処分はされたの?

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3月7日、岐阜県内の養豚場で新たに豚コレラに感染した豚8頭が見つかりました。豚コレラとはどんな病気なのでしょうか?その原因や感染源はなんだったのでしょうか?私たちの食事に影響はあるのでしょうか?

出典:NHK

豚コレラの原因と症状

豚コレラ(とんコレラ)は豚コレラウイルスにより豚、イノシシに伝染する病気で、人に感染することはありません

豚コレラにかかると、豚には発熱、食欲不振、うづくまるといった症状がみられ、体を寄せあって寝るようになります。目ヤニが出て、リンパ節が腫れ、呼吸障害や下痢が見られるようになり、1週間くらいで死んでしまいます。

出典:農研機構

豚コレラにかかった豚を食べることはあるのか

日本で屠畜される豚は屠畜場法に基づいて、獣医師による病気等外観の検査を受けます。豚コレラにかかった豚は見た目ですぐにわかるので、感染した豚肉が市場に出回ることはありません。

海外から輸入される豚肉についても安全が確保されています。日本が豚肉の輸入を認めている国や地域は第3清浄国(下図の緑色の国や地域)と呼ばる32の地域や国だけです。また、認められていた国や地域でも豚コレラが発生した場合輸入を止める対策を打っています。

出典:農研機構

市販されている豚肉については安心して食べることができると言えるでしょう。

 

豚コレラの感染源

豚コレラの原因は養豚の餌である可能性が高いです。

農林水産省によると、豚コレラはの感染経路の可能性は、1.感染した豚やイノシシ同士の接触、2.ウイルスが付着した飼料の2つが考えられるそうです。

1.の可能性は低いと考えられます。なぜなら、豚コレラは致死率が高いので、外部からやってきた豚コレラに感染したイノシシの死骸が見つかると考えられるからです。

また、岐阜県、愛知県の複数の離れた養豚場で豚コレラが発生していることから、同じ餌を食べたことによる影響が考えられます。2007年以降、国内で11例目となる豚コレラが発見されていますが、7例目の岐阜県本巣市と9例目の愛知県田原市では養豚場に同じ飼料業者が出入りしていたことが分かっています。

養豚場の衛生状態についても2月に高い評価を受けていた養豚場で3月に豚コレラの感染が確認されたので、内部にもともと豚コレラウイルスがいたことも考えにくくいのです。

これらのことから、何らかの形で海外から入ってきたウイルスが飼料に付着して養豚場に入ってきた2.の可能性が高いと考えられます。

 

殺処分はされたのか

今回の11例目の豚コレラの感染について、1500頭余りの全ての飼育しているブタの殺処分作業を進めています。

また、過去10例全てで豚コレラに感染したブタは殺処分がなされています。

畜産農家にとっては大問題

豚コレラは豚、イノシシにはとても感染しやすく、致死率が高いので畜産農家にとっては大変困った病気なのです。豚コレラにかかった豚がいる畜産農家の豚は全ては殺処分されます。また一から豚を育てるには1.5年から3年の期間がかかるそうです。殺処分されると1頭当たり27000円程度の補償金が支払われるそうですが、このお金では畜産業を再開することは難しく、廃業する畜産業者もいるそうです。

 

まとめ

豚コレラと聞くと怖いイメージを持ってしまいますが、仮に感染した豚の肉を人間が食べても全く影響はないそうです。安心して豚肉を食べたいと思います。畜産業者の方にはおいしい豚肉を作っていただきたく、早く豚コレラが終息することを強く願います。

 

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