カルロスゴーンを変装させた高野隆弁護士の経歴!過去の担当事件も!

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日産自動車のカルロスゴーン氏の弁護団の一員であった刑事弁護界のレジェンドと評される高野隆弁護士。カルロスゴーン氏の保釈時の変装を企画・実行したことでも知られています。

これまでにどのような事件を担当してきたのでしょうか。経歴と共に見ていきたいと思います。

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高野隆弁護士の経歴

名前:高野 隆(たかの たかし)
生年月日:1956年9月30日(62歳)
出身大学:早稲田大学法学部1979年 早稲田大学法学部卒業
1982年 弁護士登録(埼玉弁護士会)
1987年 サザン・メソジスト大学ロー・スクール卒業(LL.M)
2004年 第二東京弁護士会に登録換え
2004年~2009年 早稲田大学大学院法務研究科(法科大学院)教授
2006年~2014年日弁連裁判員本部・法廷技術に関するプロジェクトチーム座長
2014年~2015年日弁連刑事弁護センター・法廷技術小委員会委員長
高野隆法律事務所代表パートナー(2009年~)
一般社団法人東京法廷技術アカデミー代表理事(2013年~)

 

カルロスゴーン氏に変装をさせたことを謝罪していた

カルロスゴーン氏の変装は、2019年3月6日の東京拘置所からの保釈の時のことでした。通常なら勾留期間は最大で23日間しか認められないのですが、何度も逮捕・起訴された結果、カルロスゴーン氏の勾留期間が100日以上に及んでいました。人質司法と呼ばれる所以ですね。

長期間にわたる勾留期間を経て、いつカルロスゴーン氏は拘置所から出てくるのか、世界中の関心が高まっていたのでした。マスコミから追跡取材されることの身体的な負担を考えて変装することにしたそうですが、誰でも見ればわかるような変装ですよね。

この変装については、

なぜあんな格好で隠れるように拘置所から出てくるのか。悪いことをしていないのなら堂々と出てくればいいのでは?

逆に目立っているように思う。何のための変装だったのかわからない

といった意見がみられました。

変装を計画・実行した高野隆弁護士は、保釈の翌日、変装騒動についてお詫びのコメントを出しています。お詫びの理由は次の内容でした。

  • カルロスゴーンさんが生涯をかけて築き上げてきた名声に泥を塗る結果となったこと
  • (変装)計画に進んで協力してくれた私の友人たちに大きな迷惑をかけたこと

高野隆弁護士がブログで説明したお詫びのメッセージは次の通りです。

カルロス・ゴーン氏の釈放に際して行われた「変装劇」はすべて私が計画して実行したものです。

依頼人を理不尽な身柄拘束から解放し、正常な社会生活に復帰させて、来るべき刑事裁判の準備に主体的に取り組む機会を与えることは、公正な裁判の実現にとって不可欠なことです。それは刑事弁護人が全力で取り組むべき課題でもあります。

何とかゴーン氏の保釈決定を確定させることができましたが、それには厳しい遵守事項がたくさんあります。一つでも履行できなければ保釈は取り消され、彼は再びあの過酷な拘禁生活に舞い戻ることになります。多額の保釈金を没収されることにもなります。保釈決定を受けた弁護人の最初の課題は、釈放後速やかにかつ安全に依頼人を「制限住居」に届けることです。彼にそこで家族とともに社会生活を再建してもらわなければなりません。

ゴーン氏が素顔をさらして住居に向かったとすれば、間違いなく膨大な数のカメラがバイクやハイヤーやヘリコプターに乗って彼を追いかけたでしょう。彼の小さな住居は全世界に知れ渡ります。生活を取り戻すどころか、健康すら損なわれてしまうでしょう。彼だけではありません。彼の家族、そして近隣住民の生活すら脅かされてしまいます。そのような事態は絶対に避けなければなりません。

その方法として、私の頭に閃いたのが昨日の方法でした。それは失敗しました。しかし、その後に奇跡が起こり、どうにかゴーン氏とその家族は「制限住居」において自由人として再会することができました。しかし、私の未熟な計画のために彼が生涯をかけて築き上げてきた名声に泥を塗る結果となってしまいました。

また、今回私の計画に進んで協力してくれた私の友人たちに大きな迷惑をかけてしまいました。私はたくさんの人に有形無形の損害を与えてしまいました。とても申し訳なく思っています。

最後にマスコミの皆さんにお願いします。どんな著名人にも身近な人と心安らぐ場所が必要です。心おきなく疲れをいやす場所が必要です。どのような庶民にも生活の糧を得るために安全に働く権利があります。この当たり前のことをご理解ください。

出典:https://blogos.com/article/362645/

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高野隆弁護士の過去の担当事件

オウム真理教事件で高橋克也を弁護:無期懲役

高野隆弁護士はオウム真理教事件実行犯の1人である、高橋克也受刑者を弁護していました。

高橋克也受刑者はオウム真理教事件に関連する「会社員VX殺害事件」「オウム真理教被害者の会会長VX襲撃事件」「公証人役場事務長逮捕監禁致死事件」「地下鉄サリン事件」「東京都庁小包爆弾事件」で起訴されていましたが、有罪が認定され無期懲役の判決となっています。

高野隆弁護士の主張

本件各事件は「教祖の犯罪」であり、高橋さんの犯罪ではない。

幼少期から兄のほうが自分よりも大切にされているのではないかというコンプレックスを持つ高橋さんは、20歳で高専を卒業すると家の近くにある電気関係の会社に就職したが社内の人間関係にうまく対処できなかった。大学出と差別されていると感じていた。兄や両親のせいで大学にいけなかったという思いに悩まされていた。

自分の生きる意味を探すために瞑想とヨーガの修行を始めた高橋さんはオウム真理教に出会い希望を見出した。オウムでの修行の中で麻原が絶対的な存在であると洗脳され、従わざるを得ない状況になっていた。

本庄保険金殺人事件で八木茂を弁護:死刑

本庄保険金殺人事件とは

本庄保険金殺人事件は渡辺荘事件風邪薬事件の2つからなっています。

渡辺荘事件は平成7年6月3日に、渡辺荘で佐藤修一さんをトリカブト毒によって殺害したとされる保険金殺人事件です。

風邪薬事件は平成11年5月29日に八木茂と酒を飲んだ森田昭さんが自宅で不審な死を遂げた殺人事件と、その翌日川村富士美さんが薬物中毒で深谷市の病院に入院したのち、「毒を飲まされた」と警察に駆けこんで発覚した殺人未遂事件です。

2015年7月31日、東京高裁(村瀬均裁判長)は再審開始を認めない決定を出し、死刑が確定しています。

高野隆弁護士の主張

八木茂死刑囚は冤罪である。

捜査官が共犯者から引き出した供述を組み合わせて、裁判官が作り出した「有罪となるストーリー」をもとに死刑判決をだしたからというのが高野隆弁護士の主張。

渡辺荘事件には3人の共犯者とされる人がいるのですが、捜査官はそれぞれの共犯者から八木茂死刑囚を有罪とするための供述を引き出したと指摘しています。

八木茂死刑囚に対する刑はまだ執行されていません。

 

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