大津の交通事故で現行犯逮捕された女2人の名前。池袋事故は逮捕されないのはなぜ?

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Gellinger / Pixabay
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ゴールデンウイーク明けの5月8日午前10時15分ごろ、滋賀県大津市大萱6の県道交差点で軽乗用車が付近を歩いていた保育園児13人と保育士4人の列に突っ込むという悲惨な交通事故がありました。

2人の女は自動車運転処罰法違反で現行犯逮捕されています。一方で池袋事故の飯塚幸三氏は逮捕されていません。何が違うのでしょうか。

運転していた52歳女、62歳女を現行犯逮捕

警察は乗用車を運転していた大津市の無職、新立(しんたて)文子(52)と、軽乗用車を運転していた大津市の無職、下山真子(みちこ)(62)の両容疑者を自動車運転処罰法違反(過失致傷)容疑で現行犯逮捕しました。

(後日追記)下山道子氏は逮捕後保釈されました。

逮捕後は警察の捜査を受けます。二人の女はすでに現場にはいないでしょうから、警察署に連行されているものと考えられます。運転に過失があれば起訴され、拘置所に入り、裁判を迎えます。

今回の事故では二人の尊い命を失っています。対向車線を右折中の乗用車と衝突した軽自動車が保育園児13人と保育士4人の列に突っ込んだということです。保育園児や保育士は歩道を歩いていたのだとすると、軽自動車がスピードを出して交差点に進入し、乗用車と衝突、その後コントロールできない状態で歩道に突っ込んだのでしょう。

池袋事故で飯塚幸三氏が逮捕されない理由

逮捕は容疑者が逃亡することや証拠隠滅をすることを防ぐためにされます。逆に言うと、逃亡や証拠隠滅の恐れがなければ、逮捕して身柄を拘束することなく、在宅で(池袋事故の飯塚幸三氏の場合は病院にいながら)起訴やその後の裁判に向けた取り調べが進められます。

池袋事故の加害者である飯塚幸三氏は依然として入院中であり高齢であり、社会的地位の高い職業についていたり著名な賞や褒章を得ていたりして、多くの人に知られていることなどから「逃亡の恐れ」が少ないと判断されているため逮捕されていないと考えられます。

逮捕という社会的制裁を受けていないことに対する批判

逮捕されると、たとえ誤認逮捕であったとしても名前や住所が公開されます。

名前や住所が公開され、容疑者と呼ばれることは社会的な制裁になっています。逮捕は犯罪の疑いがある人に対してなされます。犯罪が確定したわけではなく、冤罪の可能性もある状態です。しかし、疑いがあり逮捕されることですでに社会的な制裁が与えられるのです。会社によっては逮捕されると懲戒処分となることもあります。また、多くの人は逮捕されることに悪い印象を持っています。

池袋事故の飯塚幸三氏は逮捕されておらず、容疑者扱いはされていません。起訴された段階で被告になりますが、現時点では逮捕による社会的制裁を受けていないといえます。

飯塚氏の場合は逮捕されていないにもかかわらず、世論の強い要請もあってか、名前や住所が公開されましたが、逮捕によって名前や住所が公開され他わけではありません。

高齢だから逃亡の恐れがないから、という理由で池袋事故の飯塚幸三氏が逮捕されないのは納得を得られないのではないでしょうか。少なくとも、多くの人が逮捕によって受ける社会的制裁を受ける必要があると考えます。

自動車の運転の現状に対して社会問題を指摘する声も

池袋事故に始まり、普通に歩道を歩いている子供に車が突っ込む交通事故が目立ちます。交通ルールを守ることが個人の責任となっていますが、歩道を歩いていて車に突っ込まれるのであれば、歩行者などの交通弱者はどうやって身を守ればよいのでしょうか。

車の販売が日本の経済を支えている事実はありますが、今のままではまた近いうちに新たな被害者が出てしまうのではないかと不安でなりません。運転に不安がある人に運転をさせないことがルール化されることが必要ではないでしょうか。

まとめ:池袋事故の飯塚幸三氏に対する社会的制裁がないことに批判

また痛ましい交通事故が発生してしまいました。現状の交通社会では、交通事故を起こしたら職を失ったり、社会的制裁が与えられることが安全運転の動機付けとして使われていますが、池袋事故の飯塚幸三氏は逮捕されておらず、逮捕による社会的制裁は与えられていない状態です。

逮捕による社会的制裁が与えられる人と与えられない人がいるのかと感じてしまいます。

交通事故が罪として問題視されるのは、安全な社会を作るためです。これからの議論を通じて少しでも安全な交通社会が実現されることを期待します。また亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

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